「システム開発」と聞いて、何を思い浮かべますか?
おそらくインターネットを介してみている何かのシステムなのかな?
というイメージを持たれる方が多いと思いますが、どういった類のものであるか、具体的にイメージできる方はそう多くないはず。
WEBシステム開発にはどういった種類があるのかを、弊社が構築してきた実例も交えながらご紹介したいと思います。
企業サイトや、ショップなどのサイトに良くある「お問い合わせはこちらから」というボタンから表示される「お問合せフォーム」もWEBシステム開発です。
WEBサイトに訪れたユーザーが氏名やそのほかの情報を入力すると、企業やショップにその情報が送られるという仕組みをシステム開発として構築します。
PHPやCGIで構築されるケースが多く、それほど複雑ではない場合も多いことから、短期間でできます。
また、最近ではフォームを埋め込みできるツール(API)などもあり、より簡単にできる方法もあります。
ただし、こういったツールは、カスタマイズできる範囲が限られていたり、いざという時に自分で修正、変更がしづらいため、事前によく調査する必要がありそうです。
イベント予約システム、セミナーの予約システムなどがあり、お問合せフォームと似ているけれど違うのは、日程や日時などを設定したり、定員を設けているため、それに合わせて申し込みができるように作られているところでしょうか。
他にもホテルの予約システム、飛行機の予約システムなども、同様に予約システムに当たるものですが、このシステムの場合は決済ができる必要もあったり、より複雑な仕組みが必要になります。
かつては、旅行システムといえば独自の顧客管理システムを利用していた
CMS=Contents Management Systemは、文字通り、WEBのコンテンツを管理するシステムです。
有名どころでは、世界で最も多く利用されていると言われている Wordpress で、利用されたことがある方も多いはず。
昨今では、セキュリティの観点からWordpressを利用しないという企業も出てきているため、セキュリティ対策のプラグインを入れておくなどの対策を講じる必要もあります。
テレビのCMでもおなじみのアルバイトの求人サイトや、転職求人サイトなどを、一度は利用された事があると思います。
求人を掲載して、それに応募するというシステムです。
システムの裏側では、求人を掲載している企業やお店の情報と、応募するユーザー側の両方の情報を管理する必要があるので、構造が複雑で、構築に比較的時間がかかるケースが多くあります。
販売する商品を登録したり、注文があった商品の受注管理などを行うシステムです。
APSや、ショッピングモールなど、複数のシステムがあり、ネットショッピングが当たり前になりつつある現代では、ECサイトを利用した事がない人の方が、どんどん少なくなっていってるのではないでしょうか。
なお、Wordpressやにプラグインを入れればECサイトができることなどから、Wordpressでサイト構築できるデザイナーが自分で構築するといったケースもあるようです。
以上のように、WEBシステムで一般的なものには、フリーで利用できるものもたくさんあり、自分で構築することも可能です。
ただし、構築、実装するにはある程度の知識があった方が良いでしょう。
というのは、WEBシステムはあくまでインターネット接続があって初めて成り立つため、常にセキュリティの面では注意する必要があります。
特に個人情報を扱うものであれば、そういったセキュリティ面のリスクをクリアしておく必要があります。